- スカイツリーにある千葉工業大学の施設ってどんなところなんだろう?
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この記事では、東京スカイツリータウン・ソラマチにある「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」について、施設内の写真とともにくわしくご紹介しています。
東京スカイツリータウン・ソラマチの8Fにある「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」は、最先端のロボット技術&宇宙の世界を体感できる展示&体験施設です。
名前に「キャンパス」って入っているので学生が勉強するところと勘違いしやすいんですが、一般の人が自由に入ることができる施設なんですよ。
最先端のロボット技術を駆使した展示から、「はやぶさ2」の実物大模型やアニメ「マクロスF」のロボット模型の展示など、ロボット&宇宙に興味がある人ならぜひ訪れておきたい施設です。
というわけで、この記事では「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」について詳しくお伝えします。
これを読めば、「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」がどんな場所なのか、どんな展示があるのかがよくわかりますよ。
ぜひご覧ください。
「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」について
「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」は、東京ソラマチの東側、イーストヤード8Fにあります。
最先端の科学技術を体感・体験できる場所として、千葉工業大学が公開している施設なんですよ。
最先端の科学技術は、時には魔法のような未来体験をもたらしてくれます。 ここ「東京スカイツリータウン®キャンパス」は、研究活動を通じて生まれた先端技術を応用した体感型アトラクションゾーン。ロボット技術から惑星探査プロジェクトまで、千葉工業大学が誇る科学技術をお楽しみください。
東京スカイツリータウン®キャンパス | 大学案内 | 千葉工業大学 より引用
うれしことに入場料は完全無料!
大人も子供も気軽に最先端技術を体験することができますよ。
「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」の2つのエリア
「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」には2つのエリアがあり、展示内容のテーマが異なります。
- AreaⅠ・・・ロボット技術
- AreaⅡ・・・惑星探査(宇宙)
それぞれ、実際に展示内容を見てきたので、ご紹介していきますね。
AreaⅠ ロボット技術
「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」のAreaⅠは、最先端のロボット技術を体験できるエリアです。
AreaⅠに入って、最初に目に入ってくるのが災害対応ロボット。
あの福島第一原子力発電所(福島第一原発)にも投入されている、高性能ロボットです。
耐放射線・耐熱・耐衝撃に優れ、斜面や凹凸がある場所なども進むことができるこのロボット。
いまも人が入ることができない原発内部で活躍しているそうです。
実物を操作することはできないんですが、シミュレーターが設置されています。
ゲーム感覚でロボットを画面上で動かすことができますよ。
小さい子供でも操作して楽しむことができますよ。
こちらはサッカーをする2足歩行ロボット。
動いてサッカーをしている姿は、展示モニターで見ることができますよ。
ロボットがバランスを取って立ち、ボールを足で運ぶのは相当難しい技術だそうです。
施設内に大きく広がるディスプレイ。
この巨大画面に映し出されているのは、なんとロボットの設計図。
設置してあるタブレット端末を操作すれば、設計図を自由に角度を変えて見ることができますよ。
自分の手で自由に設計図を操作している感覚は、ちょっとした魔法使いになったような感じです(笑)
その他、「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」に展示されているロボットたちが歩いているような映像が流れるなど、ついつい見入っちゃいます。
こちらは世界最大級の可搬重量性能をもった二足歩行ロボット「core」。
100kgの重さまで運べる機能があるそうですよ。
ロボットのコックピットのようなこちらの機械。
実は、カメラで映される映像を見るためのものなんです。
つながっているカメラがどこにあるかというと、後ろ。
こちらのロボットをいろんな角度から細かく見ることができるカメラがつながっているんです。
ロボットの複雑な内部を見ることができる、貴重な展示です。
こちらは「ハナノナ」という、人工知能を持ったシステム。
写真から花の種類を判定することができるんです。
判定できる花の種類は406種類だそうですよ。
使い方は簡単。
花が描かれた本のページを、光が当たるところに置きます。
そうすると前方の丸いディスプレイの中に、その花の絵がどの花の種類なのか、判定された結果が表示されます。
本はたくさん置いてあるので、どんな判定結果がでるかいろいろと試してみると面白いですよ。
こちらは「morph(モルフ)」という名のロボットたち。
「morph(モルフ)」には1~3のバージョンがあるようなんですが、並べてみると進化の過程がよくわかりますね。
Hallucigenia 01(ハルキゲニア01)という、8つのタイヤを持つ次世代の多目的乗用車の実験試作車です。
これもロボット!
タイヤがいわゆる足になっていて、その場での回転、横移動走行、車体を水平に保ったまま坂を登ったりすることができるそうですよ。
実用化されたら、乗ってみたいですねー。
AreaⅡ 惑星探査
AreaⅡは「惑星探査」。
宇宙を題材にした展示物がそろっているエリアです。
フロアに入ると、「ステップタップ」というAR(拡張現実)技術を利用したアトラクションがお出迎え。
足で映像を踏むと映っている惑星が動いたりします。
右に振り向くと、そこには巨大なロボットのようなものが!
アニメ「マクロスシリーズ」に登場する「バルキリー VF-25F」ガウォーク形態の実物大模型です。
残念ながら乗ったり触ったりすることはできませんが、圧倒的な迫力!
これを見るためだけにここに来てもいいかも・・。
こちらは、太陽系の惑星がそのときどういう位置関係にいたかがわかる映像です。
過去にさかのぼって、その日その時の惑星の位置関係を見ることができますよ。
そして、いま「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」でもっとも注目を浴びている展示がこれ!
「はやぶさ2」の実物大模型です。
間近で見る「はやぶさ2」は迫力たっぷり!
千葉工業大学・惑星探査研究センターは「はやぶさ2」に搭載されているほぼすべての科学観測機器の検討と開発に携わっているそうです。
それだけあって、展示されている「はやぶさ2」の実物大模型は、細かいところまで実物を再現していています。
こちらは「天鉄刀」という日本刀。
なんで、惑星探査の展示物として日本刀があるかというと・・・
なんと、約4億5千万年前に宇宙から飛んできた鉄隕石を使って作られた日本刀だそうです。
天鉄刀が常設展示として公開したのは、この「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」。が初めてだそうです。
バルキリー、はやぶさ2、天鉄刀。
まさにここでしか見ることができないような展示が目白押しです。
【ソラマチ】千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス:まとめ
この記事では、東京ソラマチ8Fにある「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」についてご紹介しました。
最先端のロボット技術、宇宙の世界に触れることができて、しかも入場は無料。
気軽に訪れることができる施設です。
東京スカイツリータウン・ソラマチに遊びに来た際には、「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 場所:8F イーストヤード 12 番地
- 電話番号:03 - 6658 - 5888
- 営業時間:10:30~18:00 (12/29~1/1 11:00~17:00)
- URL:http://www.tokyo-solamachi.jp/shop/316/